映画『シャーク・ナイト』概要・あらす じ
概要
『シャーク・ナイト』(原題:Shark Night 3D)は、2011年制作のアメリカ合衆国のパニック・ホラー映画。PG-12指定。
デヴィッド・R・エリスの最後の監督作品である。(Wikipediaより)
あらすじ
女子大生のサラは、大学の仲間たちと7人で深い緑に囲まれた美しいクロスビー湖にバカンスにやって来た。
さっそく湖でウォータースポーツを楽しむ彼らであったが、仲間のひとりが何かに腕を食いちぎられる。
そこは塩水湖なのだが、いるはずのない獰猛なサメが大量に棲息していたのだった。動揺する一同のもとに地元のダイバー、デニスとその仲間レッドが現れ、救助する。しかし、それは彼らが仕掛けた残酷なショーの始まりだった。(Wikipediaより)
映画『シャーク・ナイト』感想
サメ映画と言えば、みなさま頭に浮かぶのは『JAWS/ジョーズ』でしょうか?
言わずもがなの金字塔ですが、私はアサイラム社の『シャークネード』シリーズや『ダブルヘッド・ジョーズ』シリーズが頭に浮かんでいます。
サメが空を飛び、二つ頭や最終六つ頭になり、もはや行き着くとこまでいったんじゃないかと思うサメ映画。それでもこれからも我々の期待を裏切らないであろうと、淡い希望を抱かずにはいられない、サメ映画。
『JAWS/ジョーズ』と後者2作品の違いはリアリティの差にあり、もちろん、後者2作品は徹底的に非リアリティ。
ほんまもんのサメが空なんか飛ぶかいな。二つ頭は・・・おるんかな?いや、でもさすがに六つ頭はおらんやろ。
私の愛するサメ映画は、普通の人ならがっかりするような粗いCGでできていて、それが粗ければ粗いほど興奮を覚える性癖です。
今作『シャーク・ナイト』も、粗いサメさんを求めて再生したのですが、あらやだ、結構しっかりした作り。
何でも監督は、『デッド・コースター』のデヴィッド・エリスだそうで、B級なんだけどCGや残酷描写の作り込みはしっかりしているお方。
『シャーク・ナイト』もサメの迫力はあるし腕噛みちぎられたりの描写は結構痛々しいし、どうせB級とナメて観たら意外に良い作りで儲けモンと思えるかもね。
でも私、もっと粗いサメさんを求めてたんでね。
そういう意味ではちょっとがっかり。
内容もサメが主体というよりは、人間の方が断然怖いよね系の物語でちょっとくどかったなぁという印象。
でも、実は今作がデヴィッド・エリス監督の遺作なんだそうで、それを思って観たらもうちょっと愛おしくなったかな。
愛おしいと言えば(無理矢理)、顔に傷のあるヤベェ奴デニスを演じたクリス・カーマックは、青春ドラマ『The O.C.』でめちゃめちゃアホで愛おしいルークを演じたあの人ですよ!
若い時は見るからに抜けてそうなアメリカ人って感じだったけど、良い感じに渋みが増しててちょっと目の保養になりましたよ。
主人公より断然印象に残ってるし、近年あんまり映画には出てないみたいだけど、おやじになったクリス・カーマック、もっと観たいなぁ。
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●こちらはなぜか川を泳ぐサメさんが見れるよ♪
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