映画『ザ・ハッスル』レビューとイラスト※ネタバレなし

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映画『ザ・ハッスル』概要・あらすじ

概要

「オーシャンズ8」のアン・ハサウェイと「ピッチ・パーフェクト」のレベル・ウィルソン共演によるクライムコメディ。1988年の映画「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」でマイケル・ケインとスティーブ・マーティンが演じた主人公の性別を変えてリメイクした。トーマス役に「パーティで女の子に話しかけるには」のアレックス・シャープ。(Wikipediaより)

あらすじ

南フランスの海辺の街。男を騙して小金を稼ぐペニーは凄腕の詐欺師ジョセフィーヌと出会い、彼女に師事するかたちで一緒に詐欺を働くように。男たちから次々と金を巻き上げていく2人だったが、いつまでたっても分け前をもらえないことに業を煮やしたペニーはジョセフィーヌと決別。多額の財産を持つ純朴そうな青年トーマスをターゲットに、詐欺の腕前を競い合うことになるが……。(Wikipediaより)

映画『ザ・ハッスル』感想

大変私事ではございますが、2021年4月13日、
アサミヤカオリと旦那のマツミヤカズトは結婚3周年を迎えました。

本当に心底“誰が興味あんねん”と突っ込む様なことではありますが、
そんなめでたい日に久々に夫婦で観た映画が『ザ・ハッスル』です。

結婚記念日になぜこの作品なんだ、と疑問符が浮かぶ様なただのコメディ作品・・・

と侮るなかれ。

アン・ハサウェイレベル・ウィルソンの女詐欺師二人が対決する中で、
本当の愛を知る、実は心温まる作品でもあるのです。

というのは観てから知ったものであって、ただただ二人とも気軽に観れる作品が好きってだけでチョイスしたんですけども。
結果、ナイスチョイスでした。

アン・ハサウェイのスラッとした縦長ボディと、
レベル・ウィルソンのダイナマイトな横長ボディの対比が強烈で、ものすごい画面映え。

最初は完璧に見えたアン・ハサウェイが、はちゃめちゃなレベル・ウィルソンに釣られてぶっ壊れていく様子も笑えるし、
両中指を大空に向けておっ立てる終盤のシーンなんかアン・ハサウェイをいけすかないって思ってる人に観て欲しいよ、絶対好きになるから。

完璧な美女が真面目に砕けた役をこなすのって最高。
日本でいう大地真央的な。

対するレベル・ウィルソンは元々コメディ色の強い女優さんだけど、
結局かわいいのがずるい。

下ネタ言ったってゴミ溜めに擬態したって豪快でキュートな笑顔で愛されるんだもんね。

女性の魅力を行使して男性からお金を騙しとるアン・ハサウェイと、
自分を卑下する男性をターゲットに詐欺を働くレベル・ウィルソンの二人は一見陰と陽の対極なんだけど、
それぞれ女性として共感できるコンプレックスや弱みがあって愛おしくなるのです。

その二人のターゲットとなるトーマス役のアレックス・シャープは『パーティで女の子に話しかけるには』の印象そのままの優男なんだけど、
レベル・ウィルソンを容姿関係なく受け入れる姿はキュンとしちゃうよ。

 

南フランスが舞台というのもあって陽気で軽快な、全編笑いっぱなしなコメディ作品。

あなたも結婚記念日に・・・とおすすめするほどのものではありませんが、
良い意味で後に全く尾を引かない作品なので気軽に夫婦や恋人と観ると良いよ。

こちらもおすすめ

●詐欺師映画で最高に娯楽で楽しめる作品といえばこれ。

アサミヤカオリ

イラストレーター/造形作家/映画コラムニスト/漫画家

1983年生まれ。大阪出身。
2018年より徳島に拠点に移して活動中。

AWAP『映画コラム』/ BRUTUS『赤恥研究所』連載中
B級映画/ラジオ/観葉植物好き。最近は22時就寝5時起きで制作がんばってます。メキシコ行きたい。

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