概要・あらすじ・キャスト
概要
海に行けばよかった…
2009年度スクリーム賞のホラー映画賞にノミネート!
ノルウェーで封切され大ヒットされた本作。世界各国へと広がり2009年度のスクリーム賞では最優秀外国映画賞、最優秀ホラー映画賞、切断賞などにノミネートした。
アメリカでは同年公開の『スペル』や『13日の金曜日』にも並ぶ評価を得て、日本でもカルト的な人気を博し劇場公開から10年以上経過した現在でもSNSで話題にされる作品となっている。(Amazonより)
あらすじ
冬のバカンスを楽しもうと雄大な雪山を訪れたノルウェーの医学生8人は、山小屋の床下から偶然ナチスの隠し財産を見つけ、こっそり着服しようとする。すると凍土の中からナチス兵のゾンビ軍団が現れ、彼らに容赦なく襲いかかってくる。生き残った医学生らは無残に殺された仲間の復讐を誓い、ゾンビに熾烈な戦いを挑む。(映画.comより)
キャスト
監督: トミー・ウィルコラ
出演:ヴェガール・ホール
ラッシー・ヴァルダル
ヤップ・ベック・ラウセン
感想
雪山にバカンスに訪れた医大生のマーティンたち8人。
山小屋で楽しい時間を過ごす彼らだったかが、そこはかつてナチス軍が町人たちから金品を強奪し、全滅したいわくつきの場所だった。
マーティンたちは山小屋で宝箱を見つけるが、それをきっかけにナチスゾンビたち復活、彼らを追い詰めるのだった!
もはやカルト的人気である『処刑山』。
いつかは観たいと思いながらダラダラと時間だけが過ぎ去り、公開から10年以上経ってやっと鑑賞しましたよ。
あああー!もっと早く観ておけばよかった!こんなに面白いのなら!
と、良い後悔を抱かされた傑作でしたよ。
前半はただただ医学生(日本でも医学生って浪人生が多いけど、ノルウェーもそうなのかしら?だいぶ老けていらっっしゃる・・・)が飲んだり雪山で馬鹿騒ぎしたりするシーンが続きつつ、ナチスゾンビは気配しか感じられないので退屈な時間が続きますが、彼らがお宝を発見してからのテンポの良さは最高。
序盤から出し惜しみをしてきたからこそ、はっきりと姿を表したナチスゾンビの姿に興奮はマックスですよ。
演出やカット割りがチープなのに比べて、ゾンビメイクや内臓飛び出したりのグロ表現に気合い入ってる!
次々やられていく友人たちの復讐と言わんばかりに武器を取り強くなる男性陣の反撃もアッセンブル感があって燃えます。
突如山小屋に現れて親切にもその土地のいわくを説明して去っていく謎の男や、ナチスゾンビに噛まれたら感染するのか否かの真相など、多くを説明せずそのまま放棄しているのも潔くて好き。
グロは多めだけど人の手の温もりが伝わるアナログ感があるし、テンポの良さやキャラクターたちの間抜けさもあって後味は悪くない。っていうかサイコーーー!
お祭り騒ぎなアクショングロムービーがお好きな方はどハマり間違いなし!
白い雪山や青白い顔が血に染まっていくコントラストはもう美しすぎる・・・。
未鑑賞の人、後悔させないから絶対観て!
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