映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』(2020)レビューとイラスト※ネタバレなし

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映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』概要・あらすじ

概要

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(ハーレイ・クインのかれいなるかくせい バーズ・オブ・プレイ、原題: Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn))は2020年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画であり、DCエクステンデッド・ユニバースの第8作品目として製作された作品である。監督はキャシー・ヤン、製作・主演はマーゴット・ロビー。チャック・ディクソンとゲイリー・フランクの漫画『バーズ・オブ・プレイ』を原作としている。(Wikipediaより)

あらすじ

『スーサイド・スクワッド』で描かれた出来事の後、ハーレイ・クインはジョーカーと破局した。

そんなある日、ハーレイはカサンドラ・ケインと名乗る女の子と出会った。カサンドラは大物犯罪者として知られるブラックマスクから命を狙われていたのである。

ハーレイは自分と同じように自由を愛する女性たち―ハントレス、ブラックキャナリー、レニー・モントーヤ―と手を組み、カサンドラを守るための戦いに身を投じるのだった。(Wikipediaより)

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』感想

『スーサイド・スクワッド』(2016)でジョーカーとラブラブだったハーレイが、
なんと破局を迎えたらしい!

そんな悲しい失恋から始まる今作は、『スーサイド・スクワッド』以上にハーレイの魅力が全開。

ジョーカーに依存し、「ジョーカーの彼女」としてしか認識されてこなかった彼女の解放の物語なのです。

女性のみなさん、人生で一度でも恋愛に依存したことなどない!と言いきれますか?

言い切れるとしたら、なんて羨ましいんだろう。

私は依存して依存してしがみついて生きてきた人間なので、
ハーレイの気持ちが痛いほどにわかるのです。

どうせ私は道化師でしかない・・・恋愛で傷つくとそんな気持ちにもなっちゃうよね。

今は結婚して落ち着いた私ですが、報われない恋愛真っ最中のときに今作を観たらハーレイと共に涙を流したかもなぁ。

でも、彼女は見事に独り立ちをしていく。

独り立ち、と言っても彼女一人の力でってわけではないのがミソ。

万引き少女やハーレイと同じく男性に”囲われている“歌姫、
男性の同僚に手柄を奪われてばかりの女性刑事、復讐に燃える謎の女殺し屋。

そんな境遇も年齢も人種もバラバラな女性たちと戦い、
そして手を取り合いながら彼女は自らの道を見出していく。

ハーレイらしくその言動は過激で反道徳的なんだけど、もうかわいいから許しちゃう。

一見おバカなお気軽映画なんだけど、しっかり女性問題を取り入れているのは女性監督ならでは。

前述した通り様々な女性が出てくるけれど、#MeToo運動のように一つの目的に向かって一致団結する姿は頼もしくて同性としてはテンションがあがる。

『スーサイド・スクワッド』ではただのイカれたレディだったハーレイも、
今作では生活感あふれる部屋に住んでいたりエッグマフィンを頬張ったりと人間味あふれるかわいさも描かれていてたまらない。

 

ぜひ恋愛に依存してる女性、自立したいと思い悩んでいる人は観て欲しい。

ちなみにアクションのキレもすごいから、スカッとしたいときにもおすすめです!

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●女性がチームになって戦うっていうと、どうしてもこれが思い浮かぶ。世代。

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