映画『ウォーキング・ゾンビランド』レビューとイラスト ※ネタバレあり

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『ウォーキング・ゾンビランド』概要・あらすじ

概要

FOXの看板番組でもある大ヒット・ドラマ「ウォーキング・デッド」をパロディにした、ゾンビ・ムービー!
●ゴールデングローブ賞も受賞したFOXの看板番組である「ウォーキング・デッド」。
●ゾンビパロディ・ムービー!
●あふれるゾンビ愛! (Amazonより)

あらすじ

保安官のリンカーンは、逃走犯を追跡している際に銃弾に倒れ、病院で昏睡状態に陥る。29日後、リックが目を覚ますと、世界は文明が崩壊しており、生ける屍が歩き回るようになっていた。彼は息子のクリスと彼の4人の友人、そして恋を求めてさまよい歩くロメロと共に、ゾンビフリーゾーンのセイフ・ヘブン牧場を目指す…。(Amazonより)

 

『ウォーキング・ゾンビランド』感想

72点

 

こんちゃ!アサミヤです!

今回ご紹介する映画は久々の超B級『ウォーキング・ゾンビランド』

 

これ、タイトルからしてやばい!

ジャケットも、これだよ↓↓

ウォーキングゾンビランド(字幕版)

明らかに『ウォーキング・デッド』モチーフにしてるよねww

あらすじ読んでゾンビ好きな方はピン!とくるところも盛りだくさんなはず。

huluにあったから気になってたんだけど、プンプンするB級以下臭にさすがの私でも手を出すのに抵抗あったんですがね。

最近A級映画ばっか観てるから、ニコチン依存症ならぬB級依存症で無性に駄作を観たくなったのね。

んで、観ちゃったら・・・結構おもろいやん!

ということで、私と同じく観ようかどうか迷っている方の背中を押せたら良いなと・・・そんな思いを込めてレビューを書かせていただきます!

 

『ウォーキング・ゾンビランド』を楽しむに当たって

まず、この映画を観るに当たって根底にゾンビ好きという素質がある方じゃないと、ただのおふざけの映画にしか観えないでしょう。

なぜなら数々のゾンビ映画のパロディが盛り込まれているから。

「あっ、これウォーキング・デッドのあいつじゃんw」とか元ネタを探すのが楽しい映画であって、純粋にストーリーが面白いわけではない。

むしろわけわからなくてイライラすんじゃないかな。

 

ですので、ゾンビ初心者だけど『ウォーキング・ゾンビランド』を楽しみたい!というツワモノは最低でも『ウォーキング・デッド』『ゾンビランド』『ウォーム・ボディーズ』は予習しておきましょう。

『ウォーキング・ゾンビランド』おもしろポイント

見事すぎるパクリ芸

まずね、みなさん『ウォーキング・デッド』はご存知ですか?

たぶんご存知ないと相当厳しいと思います、この『ウォーキング・ゾンビランド』観るに当たって。

パッケージ観てクスッとされました?

された方なら万事オッケー。

合格です。

また出ますけど、このパッケージ↓↓

ウォーキングゾンビランド(字幕版)

明らかに真ん中の人、『ウォーキング・デッド』のリックやん!

っていうのがまず掴みね。

そこで「うわー、この映画やべぇ」ってなった方の方が絶対楽しめます。

これから皆様が『ウォーキング・デッド』をご存知で体でお話ししますので、あしからず。

 

実際に主人公の名前もリック。

彼が目覚めるのも、既にゾンビが蔓延している病院の一室。

はい、『ウォーキング・デッド』の始まりと同じですね。

その病院に物資調達に来ていたのがグリーンベイとシカゴという男二人組。

一人は冴えない青年に、片方はカウボーイハットを被ったおやじ・・・

それを聞いただけでピンときた方はお見事!

元ネタは『ゾンビランド』の冴えない青年コロンバスとカウボーイハットを被ったタラハシーですね。

『ゾンビランド』でタラハシーを演じているのは『グランド・イリュージョン』でもお馴染みウディ・ハレルソンですが、彼の臭いたつ色気や男気が売りだったのに、『ウォーキング・ゾンビランド』では全く皆無になっています(笑)

ちなみにリックとグリーンベイとシカゴの出会いのシーンがすっごくお気に入り。

ゾンビによって世界が壊滅状態だと聞いたリックが、

「ツイッターがなくなったのか!?あのツイッターが!!インスタグラムは!?ピンタレストは!??」って大泣きしながらSNSの壊滅を嘆き悲しむというシーンに爆笑。

気持ちわからんでもない(笑)

今まで積み上げてきたのものがぁぁぁぁってなる姿が風刺っぽいんだけど、たぶんそこまで含みはない。

 

そして彼らの仲間には『ゾンビランド』内で出てくる姉妹のウィチタとリトル・ロックを元ネタとするブルックリンとハーレムの姉妹もきちんと出てくる。

しかし、『ゾンビランド』では姉のウィチタと冴えない主人公コロンバスが恋仲になるけど、『ウォーキング・ゾンビランド』ではウィチタの恋の相手はグリーンベイではないのです。

なんとその相手は・・・・ゾンビ。

そうです、恋するゾンビといえば『ウォーム・ボディーズ』。

片言で話ながら人間とコミュニケーションをとる姿は、まさしく『ウォーム・ボディーズ』のRそのもの。

リックと同じく、赤いパーカーを羽織った猫背のスラッとした青年っていう見た目もめっちゃ似せに来てる。

見た目を寄せてるといえば、『ウォーキング・デッド』のダリルを模したダーネル!

ノースリーブシャツにボーガンを手にした彼の姿はまさしくダリルなんだけど、リック始めみんななんかしょぼい!

実際にボーガン打っても、めっちゃおもちゃ感あるし!!
本物には勝てないB級臭が半端ないのが、逆にこの映画の売りでもある。

 

以上メインはこの『ウォーキング・デッド』『ゾンビランド』『ウォームボディーズ』の3品ですが、他にも『ゾンビストリッパーズ』『ドーン・オブ・ザ・デッド』『28日後・・・』『ショーン・オブ・ザ・デッド』など、数々の小ネタが詰め込まれているので、ぜひゾンビ好きな方は元ネタを探して楽しんでください!

 

小物が小さい!

パロディとしても面白いが、よりその面白さを加速させているのが小物の存在。

何が面白いってね、リックの持ってる銃もダーネルの持ってるボーガンもちっちゃい!!

私銃には詳しくないんですけどね、元ネタの『ウォーキング・デッド』でリック持ってる銃はリボルバーでどっしりとした風合いなのですよ。

調べたところコルト・パイソンというらいんですけど、威力すごそうなのよ。

それに比べて『ウォーキング・ゾンビランド』のリックが持ってる銃は超ちっちゃい。

かっこつけてクルクル手元で銃回して腰に挿そうとしても、小さすぎて手元から滑り落ちるわで情けなさを強調するだけの小物になってます。

 

さらにダーネルの持ってるボーガン。

それもめっちゃちっちゃい!

先におもちゃっぽいと書きましたけど、たぶん本当におもちゃです(笑)

ゾンビに向けて打っても、矢がポーンと跳ね返るただのスポンジ!?で威力全くなし!

小さなボーガンを構えて周りを警戒するダーネルの姿が滑稽で、それでも本家のダリルっぽく肩をいからせて話す姿が余計に無様・・・

たぶん、ダリルファンなら「こんなダリルのパクリ芸許さない!」って怒るんじゃないかと、勝手にヒヤヒヤしましたよ。

でも、もしそんなお怒りの方がいらっしゃたらご安心下さい。

ダーネル死ぬから(笑)

死んでからもスターウォーズの霊体みたいにエンディングで現れるのは笑えるので許してあげて。

ロメロ愛

ここまでゾンビ映画のパロディ作るんだから、監督のゾンビ愛は深いんだろうなと伝わるんですが、もう一つ、強い愛を感じることが。

それが今年逝去されたジョージ・A・ロメロ監督への愛。
恋するゾンビはロミオという名前なのですが、なんせゾンビで滑舌悪い故に、自己紹介する度に皆に「えっ!?ロメロ??」と聞き返される始末。

しつこいまでのそのシーンの繰り返しに、ロメロへの愛を感じるのです。

ゾンビ愛がない方が観たら、ただイライラするだけのシーンだと思いますが・・・。


 

総評:これ、観るまでに結構パワーいりますが、見始めると意外と引き込まれて楽しめる隠れた良作・・・と言うのは大袈裟ですが、時間の無駄にはならない作品です。

ゾンビ好きなら一人で元ネタを楽しむのも良いですし、そこまでグロいシーンはないので友達とビール片手に楽しむのもおすすめ!
突っ込みどころ満載なので、自分のゾンビ知識を用いて立ち向かってみてください!

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