キモカワオデキが襲っちゃうぞ♡映画『ザ・シスト/凶悪性新怪物』(2022)レビューとイラスト

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概要・あらすじ・キャスト

概要

おできから生まれた醜悪で凶悪な人食いモンスターによって巻き起こる惨劇を描いたSFホラー。
監督はこれが長編3作目で、2018年に発表した短編「Dog Years」が数多くの映画祭で受賞した新鋭タイラー・ラッセル。出演は「スカイ・シャーク」のエバ・ハーバーマン。(映画.comより)

あらすじ

あるマッドサイエンティストが開発した腫瘍治療器が暴走し、患者のおできからグロテスクな人食いモンスターが誕生。膿汁を噴出し、人間を食い殺す醜悪なその怪物は、診療所を地獄絵図に変えてしまう。(映画.comより)

キャスト

監督:タイラー・ラッセル

出演:エヴァ・ハーバーマン
   ジョージ・ハーディ
   グレッグ・セステロ

感想

でっかいオデキが襲って来るぞー!!!

オデキから膿がドバドバ出まくるぞー!!

な映画をご紹介したい。

予告やアイコンを見ただけでもゾクゾクして肌が痒くなる憎悪に襲われたんだけど、どうしても興味を惹かれて観てみたの。

これが、とっってつもなく面白くて。

オデキから飛び出す膿はサラッとした牛乳テイストだし、でっかくなったオデキモンスターは一生懸命獲物を求める愛らしさに満ちていたし、60年代の設定がチープさをカバーしているし、むしろ古典的なテイストを生かしたエンドロールにセンスを感じざるを得ません。

鑑賞後に18禁だと気付いたんだけれども、普段からグロ系を観てる人にはお茶の子さいさいな初心者モードだから安心して(むしろ物足りないかも)。

病院内だけのワンシチュエーションものとしては乳房縮小手術を受けにきたカップルがゾンビパンデミックに巻き込まれる『YUMMY ヤミー』に似た雰囲気があるけれど、『YUMMY ヤミー』はグロブラックコメディ、今作はキモカワコメディって感じだったな。

オデキの怖さっていうよりもマッドサイエンティスト化した医師の方がヤバいし、彼と対比するように主人公である看護師のパティが超善人で、彼らの対立構造がメインで描かれることで勧善懲悪ものとしても楽しめる作品だった。

クリーチャー好きはぜひ巨大オデキ、愛でてほしい。

ぺろぺろーんと伸びる触手もくるくるっと回る目玉もかわいいから。

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キモカワクリーチャー❤️

コメント

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