映画『ミッシングID』レビューとイラスト 

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映画『ミッシングID』感想

70点

こんちゃ!アサミヤです。

今回ご紹介するのは、『ミッシングID』。

だいぶ前に鑑賞した覚えがあるんですが、午後ローで流れるということでもう一回観てみようと思いまして。

えっ?そんなら午後ローで観りゃいいじゃんって?

こちとら四国住みなんでね、観れないんでございますよ。

Twitterとかで映画アカウントの人達がよく午後ローの話題してるから、私もちょっと気分味わうために午後ローで流れる作品を見てみようってわけ。

ユーノウ?

そんなこんなで『ミッシングID』を再び観たんですが、想像以上に恋愛要素多くて少しげんなりしつつ、シガニー姉さんの風船戯れシーンに悶えて幸せな気分になりました。

 

はい、軽いあらすじ書いておきますね。

アメリカの典型的なパリピ高校生ネイサン(テイラー・ロートナー)は、隣人の幼なじみカレン(リリー・コリンズ)に恋心を抱きながら、優しい母と厳しい父の元で平穏な日々を送っておりました。
しかし、ある日学校の課題で失踪した子供たちについて調べていたところ、偶然自分の幼い頃の写真を発見し、本当の父と母ではないことを知ってしまうのです。
それだけでも衝撃なのに、突然乱入してきた男どもに父と母(と思ってた人)が殺されてしまった!?

偶然居合わせたカレンと共に逃げる中で、日頃お世話になっていたカウンセリングの先生(シガニー・ウィーバー)が実は元CIAでネイサンの実の父マーティン(凄腕エージェント)からネイサンを見守るよう頼まれていたりとか、父と母と思っていた人たちもCIAの職員だったりとか、マーティンが手に入れた世界の裏切り者の名前が記されたリストを取り返すべく、ネイサンを人質にしようとした犯罪組織が罠として仕掛けたのがあの失踪者のサイトだったとか、オープニングで冗長なパリピシーンを入れてた割には結構なスピードで明かされる真実の数々。

果たしてネイサンとカレンは無事に逃げ切れるのか・・・!?

てな感じです。

 

にしてもマーティンをおびき寄せる為に子供のネイサンを失踪者リストに載せるっていう回りくどいやり方しかなかったんかしら?
テクノロジー駆使するなら、直接的にマーティンを探し当てることも可能だったのでは?
なんて邪推をね、してしまうよね。

一緒に逃げたカレンもさして活躍するわけでもなく、ただネイサンと良い感じになって電車でイチャイチャしてっていう恋愛要素なだけだったのも、この映画を安っぽい感じに仕上げてしまっている要因だと思われ。

でもね、このカレンを演じたリリー・コリンズが滅法可愛いので、それだけでこの映画の点数は上がるんではないでしょうか。
そしてネイサンを追う犯罪組織のボスを演じたミカエル・ニクヴィスト『ジョン・ウィック』でも渋め悪おじさんを演じていましたが、今回も板についた悪顔がときおり可愛く見えたりしておやじ好きとしては好印象でした。(悪役としてどうなの)。

正直主人公を演じたテイラー・ロートナーって個人的にあんまり好きになれなくて、彼が主役を務めた『アンリミテッド』も観たんですが、やっぱりなんか好きになれなくて。
トワイライトシリーズで人気を得たそうですが、そちらは観てないから思入れもないしね。
でももしトワイライトシリーズでファンになった人とかなら、ノースタントで挑んだアクションがキレキレにかっこいいから見惚れると思われますよ。

個人的に今作No. 1に好きな人って言ったら、やっぱりシガニー・ウィーバー姉さんですよ。
特にネイサンとカレンを逃す為に大量の風船で身を隠すシーンが良いのよ。
いかつい姉さんとかわいい風船の取り合わせにキュンキュンしちゃう。
こういう影で主人公たちを支える役柄がシガニー姉さんは似合うのよねー。知らんけど。

 

突っ込みどころも満載だけどスピード感ある展開で飽きずに最後まで観れましたよ。
基本は恋愛要素メインのアクションと思っていただければ、気軽に観ていただけて良いのではないでしょうかね。
リリー・コリンズとシガニー・ウィーバー姉さんのかわいさに悶えたい方もぜひご覧くださいませ。

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アサミヤカオリ

イラストレーター/造形作家/映画コラムニスト/漫画家

1983年生まれ。大阪出身。
2018年より徳島に拠点に移して活動中。

AWAP『映画コラム』/ BRUTUS『赤恥研究所』連載中
B級映画/ラジオ/観葉植物好き。最近は22時就寝5時起きで制作がんばってます。メキシコ行きたい。

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