映画『デッド・シティ2055』レビューとイラスト ※ネタバレなし

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映画『デッド・シティ2055』感想

60点

何だか何だかB級アクション映画が観たい!
そんな衝動に駆られた夏の終わり、たまたまAmazonプライムで見つけたのが『デッド・シティ2055』

大富豪ジュリアン(B・ウィリス)が経営する未来のリゾートホテル。スタッフは全員最新型ヒューマノイドだ。
金さえ払えばリゾート利用者たちはヒューマノイドでどんな欲望も満たすことができる。ヒューマノイドはリセットできるからだ。
ある朝故障のため女性型ヒューマノイド・ケリー(A・チルダーズ)のプログラムがリセットされず前日のメモリが残ってしまった・・・(Amazon videoより)

というあらすじをなんとなーく見て、派手だけどチープであろうSFアクションを期待して再生ボタンをポチ。
そしたらなんと、ブルース・ウィリスが出てるではありませんか。

よくよくあらすじを見たら”大富豪ジュリアン(B・ウィリス)“って書いてるんだけど、ぼんやりとしか読んでなかったから見逃しておりました。

まさかの大物登場で、良い意味で期待を裏切ってくれるのか!?と思ったんですがね。
悪い意味でも良い意味でも期待通りのチープな出来でしたよ。

 

あらすじは先ほどのAmazonさんの内容通りなんですが、ブルース・ウィリス扮するジュリアンが経営するヴァイスというリゾートでは、見た目は全く人間そのものであるレプリカントを殴ろうが抱こうが殺っちまおうがお咎めなしという極悪人にとっては楽園そのもの。

このリゾートに勤める主人公であるレプリカント・ケリーにアクシデントが起こり、24時間で抹消されるはずの記憶が残ってしまった為にレプリカントたちの逆襲が始まる!という展開なんですが、SFってあらすじだけ見てるとめちゃめちゃ面白そうだよね。

きっと監督であるブライアン・A・ミラー氏も、この設定を思いついたときは「よっしゃいける!」と思ったに違いない。
でも、突っ込みどころ満載なのねー。

まず、ケリーは絶世の美女という立場なんだけど、どう見てもそこまでの美女じゃないような・・・。
終始「私の目が悪いのか・・・?」と疑問を抱きながら観てしまいましたよ。

この思い、前にも抱いたことがあるぞ!と思ったら、『ボーンシリーズ』に出てるジュリア・スタイルズにだった。
彼女が主演の『水面に映る影』を観たときに、美人な奥さん設定に違和感抱きまくって終始ついていけず、気づいたらエンドロールだったっていう記憶が蘇りましたよ。

もしかしたら海外では絶世の美女の部類に入るのか・・・と、自らの価値観を疑う経験でした。

ということで、まず主人公に対して違和感を抱いてしまった時点でつまずいているんですが、もう一人の主人公的存在の刑事役であるトーマス・ジェーンの存在感が薄い!

トラウマ映画NO.1『ミスト』で主役を張っていたけれど、こんなに記憶に残らない人だったかしら・・・。

ヴァイスに対して疑問を抱き執拗に捜査に入りたがるという設定は良いものの、その根っこにあるものが全く見えないから、ただの掻き乱し系ウザ刑事で終わってしまっているのがとても残念です。

キャラクターの描き方の問題だけでなく、レプリカントの設定も浅いし、ケリーに蘇った記憶の掘り返しもなくて消化不良だし。

何より人を簡単に殺しすぎではありませんか?
正義のためとは言え、刑事がヴァイスのスタッフたちを次々殺していく姿を見ていると『アベンジャーズ/シヴィル・ウォー』で苦悩するヒーローたちに謝れと言いたくなりますよ。

 

なんてツッコミまくってはみましたが、ご都合主義でもテンポよく進むストーリーは飽きないし、ケリーの前に現れる謎の男エヴァン役のブライアン・グリーンバーグは優男風ワイルドイケメンで個人的にタイプだし、静かな悪役を演じたブルース・ウィリスが今まで見たことないくらいダンディで魅力的だし(←これ一番言いたい)、見て損はないかな?と思いました。

お時間ある方、SFに目がない方、B級だけど大物が出てるチグハグ感が好きな方、ぜひご覧くださいませ!

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●同じ監督の作品は、どれもこれも一級の人が出てるのに評価が低くて最高によだれものである・・・じゅるり。

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