『ブルー・ダイヤモンド』レビューとイラスト

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『ブルー・ダイヤモンド』感想

40点

こんちゃ!アサミヤです。

今回ご紹介するのは、キアヌ・リーブスが高価な宝石を巡ってわちゃわちゃしちゃう『ブルー・ダイヤモンド』。

公式サイトを見ると、「ハード・サスペンス・アクション」なんてキャッチコピー付いちゃってるから、てっきりキアヌ・リーブス大復活の立役者『ジョン・ウィック』的なキレキレアクションが観れるのかと期待したら、期待外れを超えて今年ワースト作品となった次第です。

はっきり言ってそのキャッチコピー、詐欺やがな

じゃあなにが適切かっていうと、たった一言「不倫」でいいんでないでしょうか。

 

宝石商であるキアヌ・リーブスが、仕事仲間と共に消え去ったブルーダイヤモンドを探し二日間という短い時間で取引相手であるマフィアに受け渡さなければならない・・・というサスペンスな筋書きにもかかわらず、作中のほとんどキアヌはロシアで出会った女性と情事に励んでおられます。

マフィア相手なんやからもっと危機感持てよと突っ込まずにいられないほど、バーで酒飲んだり熊狩りに出かけたりセ○クスしたりセ○クスしたりもうセ○クスしまくって、もうええわーーーって途中で停止ボタン押したくなる衝動にかられること間違いなし。

いや、こんなん観たかったんちゃうねん。
キアヌが敵倒しまくってスカッとする作品が観たかってん。
それやのにセ○クスしまくるし、ただの宝石商やからバーの常連客にもボコボコにされるし。

肝心のブルー・ダイヤモンド探しも、見つかったのか見つかってないのかよくわからないまま話が進んでいくから全く緊張感もないし。

 

ということで、今作は真正のキアヌ・リーブスファンにしかおすすめいたしません。

キアヌ主演の爽快なアクションをお求めの方は『ジョン・ウィック』をお腹いっぱいになるまで鑑賞いたしましょう。

ちなみにいつもニヤニヤ顔が逆に怖いマフィア役のパシャ・D・リチニコフ氏の存在感ピカイチだったので気になったんですが、『インディ・ジョーンズ』『クローバーフィールド/HAKAISHA』『スター・トレック』などなど大作にも沢山出てらっしゃる方でした。

正直キアヌ・リーブスよりパシャ・D・リチニコフおじさんを観てほしい一心です。

アサミヤカオリ

イラストレーター/造形作家/映画コラムニスト/漫画家

1983年生まれ。大阪出身。
2018年より徳島に拠点に移して活動中。

AWAP『映画コラム』/ BRUTUS『赤恥研究所』連載中
B級映画/ラジオ/観葉植物好き。最近は22時就寝5時起きで制作がんばってます。メキシコ行きたい。

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