ブルース・ウィリス主演のSFアクションが、もうもう最高にB級!!
ストーリーもテンポもキャラクターも全てが滑ってる感が否めない!
だけどやっぱりブルース・ウィリスがいるだけで、不思議と安心してしまうの。
シガニー・ウィーバー姉さんといい、大御所俳優がB級に出てるのを観ると元気が出るね。
さて、時は2524年。
惑星への移住が可能となった未来、異星人とファーストコンタクトをとった地球人はとある決断を迫られる。
どうやら敵意があるらしい未知の生命体に対して、攻撃をすべきか否か。
やるかやられるか、ですよ。
そりゃやるでしょ。やるしかないっしょ、とばかりにサクサク話が進み、あっという間に敵の母星に先制攻撃をしかけるのです。
この軍官たちの決断の早さはまさしく「逆シン・ゴジラ」。
日本特有の上下関係によってなかなか話が進まない『シン・ゴジラ』が苦手な人は、
ぜひ今作を観て欲しい。小気味いいから。
そして個人的に好きだったのは、ソル・カントス演じる C・J・ペリーの存在感。
どうやら女子プロレスラーさんらしく、勇ましい表情が板についている。
彼女の良いところっていうのが、バリバリの女優さんとは違うお肌の質感。
戦う人間って肌に出ると思うんですよ。
つるっつるのお肌の戦士ってなんか違うじゃないですか。
でも普段から戦っている女性だからこそ、お肌からして強そうなの。
殴られても弾きそうっていうの?(悪口じゃないよ)
それに一部黄色く染めた髪の毛を編み込んだ髪型もかわいさと強さが共存してて素敵なのよ。
荒いキャラクターだらけの中で、唯一好きだったなぁ、彼女が。
あ、あとガジェットはすごいこだわりを感じるから、ガジェット好きは観た方がいいよ。
決して面白いとは言えないSFだけど、随所にこだわりと監督の好みが見えるから温かい眼差しで観て欲しい一作です。ぜひ。
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