映画『クリスマス・ブラッディ・クリスマス』(2023)レビューとイラスト

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概要・あらすじ・キャスト

概要

クリスマスイブにロボットサンタが繰り広げる大虐殺を描いたスラッシャーホラー。
もともとは1984年製作の映画「悪魔のサンタクロース 惨殺の斧」のリメイクとして企画がスタートした作品。「人間まがい」のジョー・ベゴス監督がメガホンをとった。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2023/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2023」(23年7月14日~8月10日、新宿シネマカリテ)上映作品。(映画.comより)

あらすじ

クリスマスイブの夜。玩具屋に展示してあったロボットのサンタクロースが突如として暴走し、人間を襲い始める。ロボットサンタは手に斧を持ち、目からレーザービームを発射しながら、幸せな人々を血祭りにあげていく。(映画.comより)

キャスト

監督:ジョー・ベゴス

出演:ライリー・ダンディ
   サム・デリッチ
   ジョナ・レイ

感想

U-NEXTにあったクリスマス特集の一番目にあがっていた今作。

いや、クリスマス特集で一番におすすめするか、こんな作品、って思ったけど、私のアルゴリズムからしたら妥当だわね。

ということでまんまと観ましたよ。

サンタ✖️ロボ✖️ゴア、なんて面白くないわけがないじゃないか。

サンタ殺人ロボの生身感やレコード店主である主人公とサムが繰り広げるマニアックな音楽系の会話でカルトチックな仕上がり。

ゴアゴアな描写もありつつ、作り物感があるから決して胸糞悪くないし、ライリーとサムの雇い主と従業員という立場から一線を越えるのか越えないのかの妙なドキドキ感もあったりして、ホラー初心者でもいける甘口テイストな前半。

これは家族も観れるなぁ(若干のエロシーンはあるものの)、と思いきや、後半からグッと殺人サンタの本気度が上がり、最終的に『ターミネーター』化したサンタは執拗にトリを追い詰める。

そのしつこさは酒に酔った上司並。

跳ね除けても跳ね除けても絡んでくる!

「もうええわ!」と全米が叫んだであろうそのしつこさはギネス級で、だからこそラストのスパークする火花シーンはまるでカウントダウン後の花火のように感動すらするのだ。

ラブありホラーあり感動あり・・・こりゃぁクリスマス映画にはもってこいじゃわい。

終始赤と緑に染まるいやらしいくらいのクリスマスカラーも気分を盛り上げてくれるしね。

ぜひご家族で・・・観る際は責任を持ってね。

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家族で観れないサンタシリーズのひとつ。

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