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感想
「違う人生のことを考えることもある。でも、この人生で良かったと思ってるよ」
ベネディクト・ウォン演じるウォンのセリフが、今作の全てである気もする。
マルチバースを自由に行き来できる少女を新キャラに据えて展開する新作は、期待以上の出来で鼻血出るほど面白かったんだけど、魔法とか魔物とか抜きにしたらマジであり得る話だと思うんですね。
異世界は必ずあって、異世界の境界線は思ったよりグレーで、気づかない内に行ったり来たりしているんじゃないかって、に出てくる松尾さんも言ってたし。
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少女も最初は自分ではパワーを制御できなくて恐怖に襲われると勝手に扉が開いちゃったりするんですけど、自分の気持ち一つでそれを制御できるようになるんだっていう、なんだかスピリチャル的な目線で観ちゃいましたね。
こんな人生を生きたかったって思っても、たぶん違う世界線ではそれを叶えている自分がいるだろうし、だったら今の人生を楽しむのもアリだって思えるポジティブシンキング。
そしてこうなりたいと思える強く思える人生があるならば、勝手にその世界線に近づいていくという「引き寄せの法則」的観点。スピ乙。
ちなみに旦那は「違う世界線で俺はBTSのメンバーかもしれんしな」って言ってました(あんたBTS聴いたことないやん)。
そんな風な気持ちで観ていたら、冒頭のウォンのセリフがより一層沁みるんですね。
とにかく自分の人生を卑下するこたぁない!という明るいメッセージを受け取って劇場から帰ってきました。
ちなみに映像すごいから、絶対映画館で観るべきよ。
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