映画『THE INFORMER /三秒間の死角』(2019)レビューとイラスト※ネタバレなし

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映画『THE INFORMER /三秒間の死角』概要・あらすじ

概要

THE INFORMER/三秒間の死角』(インフォーマー さんびょうかんのしかく、The Informer)は2019年のイギリスのスリラー映画。監督はアンドレア・ディ・ステファノ(英語版)、主演はジョエル・キナマンが務めた。本作はアンデシュ・ルースルンドとベリエ・ヘルストレムが2009年に発表した小説『三秒間の死角(英語版)』を原作としている。(Wikipediaより)

あらすじ

妻を守るために人を殺してしまった元特殊部隊の兵士ピート・コズローは、模範囚かつその経歴を買われて、FBIから本来は12年の服役のところを早期の出所と引き替えに捜査への協力を求められ、FBI捜査官の監視の下で、ニューヨークのポーランド系マフィアに潜入していた。最後の仕事として、ポーランド系マフィアの壊滅を狙った大規模な偽の取引を計画するも、それとは別の麻薬取引でニューヨーク市警の潜入捜査官の正体を暴いたことで、結果的に捜査官が死ぬきっかけを作ってしまう。ニューヨークで警官を殺すことは、警察の徹底的な捜査が組織にまで及び、取り締まりが厳しくなることを意味し、麻薬取引がしにくくなると考えたリチャード・クリメック(通称、”将軍”)は、ベイル・ヒル刑務所での麻薬流通網を手に入れ、そこを拠点にして、各地へ販路を拡大する計画を立てる。ピートは、家族の安全と引き換えに、刑務所内の麻薬流通を牛耳るように将軍から脅迫される。FBIに助けを求めるも、刑務所での取引情報を得ることで将軍の逮捕を行うという別の作戦を提案されてしまう。自由になるための最後の一歩として、ピートは仮釈放となっていたベイル・ヒル刑務所へと戻ることを決断する。(Wikipediaより)

映画『THE INFORMER /三秒間の死角』感想

先日ジョエル・キナマン主演の海外ドラマ『オルタード・カーボン』シーズン1を観終えましたアサミヤです。

https://ak.thegeekstandard.com/?p=1165

いやぁ、劇中のジョエル・キナマンがとーってもセクシーでしてね。

筋肉美を惜しみなく見せてくれて、アラフォーアサミヤはもうウハウハしておりました。

もっと!もっと!余すことなくジョエル・キナマンを堪能したい!という思いからチョイスしたのが『THE INFORMER/三秒間の死角』。

情報屋としてマフィアに潜入していたピートは、とあることがきっかけでFBIに裏切られ命の危険に晒される。

刑務所からの脱出劇と家族との絆を描いたサスペンス作品なんですがね、内容はどこかで見たことあるような、歴代のサスペンス映画の面白いところを切り貼りしたかのような出来ではあります、正直。

FBIとNY市警の対立、本来善人である男が妻を守るため殺人を犯してしまう(←めっちゃ『コン・エアー』やん)、FBIに協力しつつ結局は捨て駒として扱われる・・・などなど、なんかどっかで見たことあるな設定に溢れています。

だからと言って決して面白くないわけではなく、安心して観れるサスペンスにはなっているし、刑務所内のリアルにやばい雰囲気とほとばしる緊張感の演出は最高でした。

内容云々は置いといて、良かったのが脇役たち。

NY市警役のコモンは責任感ある熱い男で超かっこいいし、特にピートのマフィア仲間であるスタゼック役のマテウシュ・コシチュキェヴィチがたまらなく良い。

爬虫類を思わせる色白な肌に鋭い眼、いやらしいニタっとした笑い。

小物感あるのに、ネターっとした存在感が妙に後味悪い。

気味悪さが頭に張り付いてしばらく経っても忘れられないんですよ。

何よりね、男前なんです(←ココ大事)。

彼の他の出演作も観てみたいんだけど、ポーランドの俳優さんだから日本で観れる作品があんまりないみたいなんですよね。残念。

今作はマフィアや刑務所内の囚人達が本当にいい味出してて、だからこそ全編にわたっていい緊張感があるんですよね。

ニコライ・コスター・ワルドー主演の『ブラッド・スローン』も同じく刑務所で生き抜く男の姿を描いているんですけど、こういう血生臭い男の物語って女性からすると憧れるなぁ(絶対行きたくはないけど)。

もちろん主演のジョエル・キナマンもマフィアとFBI、そして家族の間で悩む苦悩の姿がとってもセクスィー。

男臭い作品が好きな方、ぜひ!

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●こちらでもジョエル・キナマンとコモンの共演が観れるよ♪

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