映画『ザ・ハント』レビューとイラスト※ネタバレなし

スポンサーリンク

映画『ザ・ハント』概要・あらすじ

概要

ザ・ハント』(The Hunt)は、2020年のアメリカ合衆国のアクション・スリラー映画。監督はクレイグ・ゾベル(英語版)、出演はベティ・ギルピンとエマ・ロバーツなど。富裕層が娯楽として行う「人間狩り」を題材にしたサバイバル・アクション映画。R15+指定。(Wikipediaより)

あらすじ

クリスタルら12人の男女が、どこかも分からない広大な森の中で目を覚ます。すると突然、銃声が鳴り響き、何者かに命を狙われていることを知った彼らは逃げ惑う。
彼らは、セレブが娯楽目的で一般市民を狩る“マナーゲート”と呼ばれる人間狩りゲームのターゲットにされたのだ。(Wikipediaより)

映画『ザ・ハント』感想

 「マナーゲート」と呼ばれるセレブによる人間狩りのターゲットになった12人の男女がサバイバルを繰り広げる!

といういかにもB級なよだれもの映画『ザ・ハント』が痛烈な風刺とゴアな描写がビンビンに効いてる作品でした。

人間狩りといえば、『フューリーズ 復讐の女神」』『クライモリ』などが思い浮かびますが、今作は人間狩り作品の代表作になると言っても過言ではないくらいに面白かったです。

映画『フューリーズ 復讐の女神』レビューとイラスト ※ネタバレなし
(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts;(b.q=b.q||,e.appendChild(d))})(window,document,"script","//dn.msmstatic.com/site/...

何より「狩られる側の人間がめっちゃ強かった」というナメてたシリーズでもありますから。

そして誰が主人公かわからないというくらい、次々人が死んでいく潔さも大大大好き。

『なんちゃって家族』エマ・ロバーツ『THIS IS US 36歳、これから』ジャスティン ・ハートリーなど好きな俳優さんが出ているけれど、彼らの扱いが雑すぎて笑ける。

さすがジェイソン・ブラムブラムハウスが製作しただけのことはあって、一筋縄ではいかないひねりの効いた演出にただのB級作品ではないことが伺えます。

徐々に明らかになる人間狩りの裏側にあるリベラルと”貧乏白人“の争いという構図。

痛いくらいの風刺が効いているし、”貧乏白人“でなくても陰謀論や都市伝説好きにとっては耳が痛い思いをするかもしれない。

私は耳だけでなく心も痛くて、「陰謀論大好きでごめんなさい」って心の中で謝りました。

ぜひ「やりすぎコージー」が好きな方には観て欲しい。

にしても、「マナーゲート」って「ピザゲート」とかけてるのかしら?

「ピザゲート」とは、トランプ大統領に関係しているといわれているQアノン絡みの事件のことですが、詳しくはググってね。

 

主人公を演じたベティ・ギルピンの顔芸はクセになるし、銃のマガジンを奪いとられるも反撃に出るアクションシーンは目新しいし、キャビンアテンダント役の女優さんも良い顔しているし、見所たっぷり。

ちょっと風刺が効きすぎてせっかくのゴアな描写の印象が薄れちゃうくらいでしたが、実際にトランプ大統領によって痛烈に批判され上映も無期限延期したという曰く付きの今作。めっちゃおもしろいです。

こちらもおすすめ

●人間狩りといえば、こちらも真っ先に思い浮かぶよね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました