無駄に豪華な(ついていけないタイプの)バカ -映画「ソーセージパーティー」感想とイラスト- ※ネタバレあり

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50点

セス・ローゲンジェームズ・フランコ、クリスティン・ウィグ、ジョナ・ヒルエドワード・ノートン!!
このラインナップを観て興奮しないものがいようか!!
そしてこの役者陣がお下品な言葉連発で声優をしちゃうんだもの!!
こりゃ観るっきゃない!

なんてったって私自身役者陣の面々を知らずに観た為に、エドワード・ノートンの顔を思い浮かべて観れば良かったと後悔したもの・・・。
だからみんなは豪華俳優陣の声を楽しんでね!!

肝心の内容は、”神”に選ばれてスーパーマケットから外に出ることを夢見るソーセージたち、何よりパンと一発やりたいの!!と意気込む彼らの奮闘劇。

擬人化したソーセージや缶詰やコーンやビデやらがいきなりミュージカルでお客様を迎えるけれど、もちろん人間にはただの食品や雑貨にしか見えていない。
彼らは人間を”神”と呼び、スーパーマッケットの外を永遠の地だと思っている。

しかし!
実際に外に行って返品されてきたマスタード瓶は恐怖に怯え、再び外に出ることになった彼は自ら命を絶った・・・・。
果たして外は楽園なのか!恐怖の地なのか!!

・・・ってもう人間相手じゃ食べられるのがオチだから恐怖の地に決まってんじゃん、と正直ドキドキ感はない。
同じ設定の「アイランド」の秀逸さを思い知る。

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そして擬人化した彼らが歌ったりするのは良いとしても、普通に動く
トイストーリーやナイトミュージアムみたいに人間の目の届かないところで動くならまだしも、普通に動く!!
それでも人間の目には見えてないというご都合主義!!
ここの設定がよくわからず、正直私は世界観に入り込めなかった。

海外のスーパーマッケットが日本よりも広大で装飾もすんごいとしても、西部劇のバーでウエスタンな酒やら缶やらが飲んでたり、お酒売り場でDJとダンスパーティしてたり、スーパーマッケットである必然性がないその場所設定もよくわからん。普通にクスリ使ってるしね、長期保存の方々。
観る方も頭をある程度トバして観ないとついていけない世界観かもしれません。

何よりソーセージが「君に入れたい!」とセクシーなパンに言うあたりで世界観崩壊だから。

実際人間が”バスソルト”というクスリを使うと食品たちの真実が見えるという設定なので、そこは少しメタが入っているのかもしれない。

メタと言えば、最後の展開。
「キミたちはアニメなのだ」とスティーブン・ホーキング風のピンクのガムがみんなに伝えるオチ。
それを観た時点で「あぁ、この映画はほんっとどうでも良い映画だったんだな」と納得してしまうのでした。

でもソーセージのフランクとパンのブレンダの愛情物語やフランクの成長物語も盛り込まれてちゃんと映画の流れを組んでるから、最後は妙なカタルシスもあるわけで。

バッサリ”面白くなかった!”と切れる映画でもない。

一口では収まりきらない未曾有の、悪く言えば中途半端なおバカ映画でした。

一つお気に入りはパンのセクシーさ。

ブレンダがほんとエロい。
ただのパンなのに。
お尻のラインとか、色白な肌にさす赤みとか。
そこ必見ポイントね。

これだけの面々を集めておふざけパーティができちゃうのはセス・ローゲンの人望なんだろうなぁ。
セス・ローゲンが初監督したパーティ映画「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」でも、ジェームズ・フランコ、ジョナ・ヒル、ジェイ・バルチェル、ダニー・マクブライド、クレイグ・ロビンソン、マイケル・セラ、エマ・ワトソンといった豪華俳優陣をトンデモ世界に放り込んでたから、もはや内容云々よりセス・ローゲンの人脈の深さに感嘆するしかない・・・。

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これ観たら「なんてくだらない映画なんだ!」なんて怒る気も失せますよ。
こんなに楽しまれちゃあねぇ。


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