前作を上回るオカルトサメ映画『ウィジャ・シャーク 2』(2022)レビューとイラスト(ネタバレなし)

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概要・あらすじ・キャスト

概要

「奇跡の劇場公開」のチケットが1時間15分で完売した超人気カルトサメ映画/Twitterにて累計25万いいねを獲得した驚異のぶっ飛び系サメ映画『ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦』がスケールアップして帰還(ヤマダウェブコムより)

あらすじ

ウィジャ盤の力で地獄から召喚された無敵の幽霊ザメ「ウィジャ・シャーク」との激闘から数ヶ月。オカルトマスターのアンソニーはサメとの戦いの果てに地獄を彷徨っていた。彼を復活させるべく家族や仲間がその方策を探る一方、地獄の支配者である悪魔カルドゥーラはサメを現世に解き放ってしまう。巨大化し街をも破壊する力を得た幽霊ザメに人類は成す術もなく蹂躙されるが、アンソニーにはある秘策があった……!唸れ!サメはめ波!輝け!ミスティック・シールド!オカルト殺法で再び敵を打ち破れ!(prime videoより)

キャスト

監督:ジョン・ミリオーレ

出演:ジョン・ミリオーレ
   デボラ・ジェイン
   レイリー・スミス

感想

前回ご紹介した『ウィジャ・シャーク/霊界サメ大戦』の続編、『ウィジャ・シャーク 2』。

ラストがとっても気になる壮大さだったので、早速鑑賞いたしました。

率直に言って前作に引き続き、大好きだ。

若干前作のネタバレになりますが、娘を助けるためにサメとの死闘を繰り広げた「オカルトマスター」の父アンソニーは地獄を彷徨い、謎の人物によって再び命を狙われていた。

妻のクリシダと前作にも登場した占い師のイリアナは協力し合い、なんとか彼を地獄から救い出すことに成功するも、悪の帝王カルドゥーラによって怨霊サメが現世に現れ人々を食べ始めるのだった。

という流れなんですが、前作よりもさらにオカルト度がアップし、スケール感も予算もアップしておられます。

なのに、前作スケスケだったサメのCGが、なぜかパペットへと変貌するという、予算に合ってるのか合ってないのかよくわからない変貌を遂げ、さらに劇中ちらっと出てくる前作の主人公ジルが明らかに別人にすり替わっている(似せようという気も感じられない)という、謎のツッコミどころも。

それでもカルドゥーラとの戦いは『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章』を彷彿とさせる熱い死闘に仕上がっていて、家族よりも強い絆で繋がれたクリシダとイリアナ、アンソニーの関係性が浮き彫りになってお涙頂戴です。

今作はより家族愛にフォーカスした内容になっているから、世界観と共に愛の深さもスケールアップ。

ツッコミどころを期待して鑑賞すると、不意打ち喰らって涙が止まらないかも!?!?

と言いつつ、カルドゥーラの手下なのかよくわからない水着ギャルたちのチープさや、彼女たちとの突然のミュージカル、アンソニーを襲う地獄の使者が明らかにゴリラの着ぐるみだったりと前作を上回るツッコミどろも用意されているので大満足間違いなし。

とにかく監督でもあり主演のアンソニー役でもあるジョン・ミリオーレがノリノリキレキレ。

大の大人が大真面目に大ふざけするのは、見てて気持ちいいし、何よりかっこいい!

遊び心を忘れた大人たちよ、心を無にして観よ!

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コメント

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