マ・ドンソクがワンダーウーマンと化す!!
みなさま、こんちゃ。
アサミヤです。
今回ご紹介する映画は「新感染」。
韓国産のゾンビ映画でございます。
アジア圏のゾンビものというと「アイアムアヒーロー」が突出しておりますが、その他は正直屁みたいなものです(もちろん面白いのもあるけど、エンターテイメントとしては成り立ってないものがほとんど)。
今やゾンビパレードやゾンビランなど、一般社会にも進出しだしたゾンビですが、映画を観るとなるとハードルが高いのでは。
「アイアムアヒーロー」では大泉洋や有村架純などの有名どころを取り揃えつつ、予告では過激なシーンがなかった為に気軽な気持ちで映画館に行った方も多いのでは。
蓋を開けてみると、あらまぁなんと残酷なシーンの多いこと。
普段ゾンビ映画やスプラッターものなんて観ない方には大層心身の負担が大きかったことでしょう。
「だからゾンビ映画は嫌いだ・・・」なんて思われちゃぁ困る!!
ゾンビ映画の本当の面白さは残虐さにあるのではない!!
ゾンビ世界を通して人間の醜さや絆が見えるからこそ面白いのである!!
世界中で人気のウォーキング・デッドもはじめこそゾンビのクオリティが話題になったけど、真の面白さは人間同士の争いや仲間との絆だったりするじゃない。
正直B級と言われるジャンルに属するだけあって、こりゃダメだと思うのもたくさんあるけれど、だからこそ一級品に値する面白いゾンビ映画に出会えた時の感動はひとしお。
この「新感染」はまさしく一級品に値するゾンビ映画です。
ゾンビのクオリティという面では一級ではないですが、エグみがないからこそ万人でも安心して観れるレベル。
それでも狭い列車の中をゾンビが山のように押し寄せてくるシーンはゾクゾクきますよ。
そしてこの映画をおすすめしたい理由が何よりストーリーの良さ。
親子や夫婦、友人同士など、守るべき相手がいる人の戦いや絆がゾンビ映画の中でも群を抜いて感動的に描かれているのです。
人間、守る人がいると強くなるよね。
中でも強くかっちょいいのがマ・ドンソク。
一見ぶちゅっとしたおっちゃんだけど、口も悪くてすぐに手を出す嫌なおっちゃんなんだけど、いざゾンビが来たら殴り倒すわみんなを引っ張っていくわで男気溢れる男前キャラなの!!
黄色いテープを腕にぐるぐるに巻きつけてゾンビの群に突進していく姿はまるでワンダーウーマン!
あんた一人いれば大丈夫っしょ!と思わせてくれるヒーローなのです。
でもその活躍を阻害するのがゾンビではなくて”人間”。
”本当に怖いのは人間なんだぞ”というテーマはよく目にしますが、”悪役キャラ”の人間には本当に腹がたった。
きっとこの映画を観た全員がマ・ドンソクを愛し、この害となる人物を嫌うことでしょう。
”善”と”悪”がわかりやすいので、ある意味なにも考えないで観れる。
それはゾンビ映画のいいとこでもありますね。
そして泣きポイントもわかりやすい。
実際、映画館のあちらこちらからすすり声が聞こえてきて、天邪鬼な私は泣けなくなってしまったくらいです。
素直に泣いておけばよかったと、よくわからない後悔をしています。
正直韓国産ゾンビ映画が「アイアムアヒーロー」を越えられるわけないだろうとなめてました。
越えられたかはわからないけど、並んだね。
主演の男前コン・ユ目当てでも良いからぜひぜひ観て欲しい。
ゾンビ映画でこんなに泣けるのは他にないですから!!
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