あらすじコチラ↓↓
ストリッパーのトリクシー(ジュリア・ヴォス)、麻薬売人のカメロ(アメリカ・オリーヴォ)、高級娼婦(しょうふ)のヘル(エリン・カミングス)からなる美女3人組は、闇のフィクサーが隠した2億ドルのダイヤを横取りしようと砂漠に降り立つ。場所を吐かせるために拉致した男を殺してしまい、必死にダイヤを探しているところを悪漢たちが襲撃。そのたびに敵を倒す彼女たちだったが、それぞれに秘密を抱えており……
映画『ビッチ・スラップ 危険な天使たち』感想
谷間を強調したお姉さまが堪能できる作品!
なぜこれをチョイスしたかって?
セクシーなお姉さんが大好きだからっ(注:アサミヤは女です。)
自分に持ってないものを観ると目の保養になるよね(自虐)。
ということで自らの癒しの為にも定期的にセクシーお姉さんが出演される作品は紹介していく所存です。
さてさて、この「ビッチ・スラップ」という映画は「エロ✖️ワル✖️最強」という触れ込みで世に出てるんですけど、
意外に”エロ”よりも”ワル”のストーリーがヒトクセあって面白い映画でしたよ。
あっ、ちなみに主演のジュリア・ボスさんはモデル出身で、なんとX JAPANのYOSHIKIと恋人報道があったお方。
美女でスレンダーで谷間ばっちり。
天は二物どころか三物もお与えになったという羨ましさを通り越して無の境地。
監督はリック・ジェイコブソン。
B級ばかりを取り続ける”師匠”。
最近は「死霊のはらわた」のテレビシリーズの「死霊のはらわた リターンズ」を監督しておるのでB級専門でも一つ頭飛び出したね!
オープニングからして監督の趣味嗜好が爆発していてきみタランティーノ意識してるやろと突っ込まずにはいられない出来。
70年代を彷彿とさせるざらついた画面にお尻や谷間やらのダンシングなPOPな映像。
そして本編でも画面が2つや3つに分割された洒落っ気を利かそうと息巻く映像。
監督の頑張りと意欲がいい意味(はたまた悪い意味でもだし、まぁ、なんかどうでもいい)で空回り。
空回り具合の頂点としては、主軸に絡まるように、「時系列を遡った映像」が挿入されるという話の構成。
今別に遡るタイミングちゃうよね!?と思いながら4時間前や6時間前といった話から3.17か月前という意味のわからない逆行を見せる、そしてそれがふんだんに盛り込まれる為、突っ込むのも諦める始末。
こういうのって、最後はスカッとするはずなのに。。。
逆行映画の傑作「メメント」のようなカタルシスもなし(比べてゴメン)。
話を簡単にまとめると、ストリッパーのトリクシー、麻薬売人のカメロ、高級娼婦のヘルの谷間強調美女3人がダイヤモンドを探して荒野を駆け回る(思い返すと意外と駆け回ってない)という話。
なんやそれ。
単純なストーリーかと思いきや、”暗黒街の大ボス”ピンキーが絡んでいるというとこから話はめまぐるしく展開し始める。
3人は仲良く目的に向かって協力しているかと思いきや冒頭から思いっきり喧嘩してるし「お前裏切り者だろ!」みたいにいがみ合う関係。
トリクシーはおろおろしまくりの足手まとい、カメロはすぐに暴力を振るう危うい女、ヘルはみんなをまとめようとする姉御肌。この3人の過去がダイヤモンドを見つける過程の中で少しずつ明らかになる、というあらすじです。
ネタバレすると、カメロは冒頭に出てくる悪人ゲイジの元手下でゲイジに奪われたダイヤモンドを探している。
ヘルは実はスパイで、ゲイジが盗んだ兵器を取り戻そうとしている。
そしてトリクシーはなんと前述の「暗黒街のボス・ピンキー」で、ゲイジに盗まれた日本刀を探していたというオチ。
お前らどんだけゲイジに盗まれてんだよ。
アクションも見もので、巨乳スレンダーの美女がファイティングするシーンは女性目線で見ても気持ちのいいもんです。
でも途中から出てくる日系のカタコト日本語キンキが武器として使ってた手裏剣仕様のヨーヨーは笑える。
なんでカタコト日本語が普通に通じてるかもナゾ。
ナゾのシーンといえば穴を掘ってた3人が急に暑いからと水をぶっ掛け合うシーン。
サービスショット連発です。
一応その水ぶっかけがきっかけで話は進むので無駄じゃないんだけどね。
スローであらゆるショットを見せる監督の手間には拍手。
全編通して監督の頑張りは褒めたい作品。
予算に甘えて作ったそこらへんのA級映画なんかより、映画への愛を感じるから嫌いになれない。
本当B級なんだけどカラッと明るい太陽の元で美女がファイティングするってのは観てて爽快だし、観終わった後にこれぞB級!と気持ちよくなれるからおすすめ!
後に何にも残らない(褒めてる)お手軽映画です♩
こちらもおすすめ!
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