ブラピのファイトクラブとは違ってゾンビと人間がファイティングするよ!
超カンタンあらすじコチラ↓
ドラッグの売買が行われているマンションの一角。
ドラッグの副作用か、次々にゾンビ化する若者たち。
そしてマンション全体、台湾全体がゾンビの巣窟と化すのだった。
映画『ゾンビ・ファイトクラブ』感想
20点
私数々のゾンビ映画は観てきましたけど、アジア圏のゾンビに手を出すのはなかなか勇気がいるんですね。
なぜかっていうと、湿気強いから。
アメリカ産ゾンビなんてとーーーーってもカラッと陽気に血しぶき飛ぶから気持ちいいんだけども、アジア圏のは重いんだよねー。
ってなことを今作を観て改めて思いました。
舞台は台湾のあるマンションの一室。
ドラッグをキメに集まったラッパーやら露出度高めな美女たちが行為に及んでいる最中にドラッグの副作用的なものでゾンビと化しちゃうんですね。
B級お決まりのセ◯クスする奴は潔く死ね展開。
おっ◯いどアップで映るし谷間強調美女が沢山出るので萌えるかと思われます(ワタシ女子ダヨ)。
ゾンビが出る前から耳をナイフで削ぎ落としたりでこりゃー良い画が期待できるぜー!と興奮気味。
その期待通り、顔をミンチにするわ、脳みそ丸見えだわ、腸垂れ流しだわでグロ展開は最高。
途中で出てきたお腹から歯が生えた新種ゾンビが活躍するかと思いきや一瞬の出番だったのでそこは残念。
そして謎の武装集団(一応警察)が現れますが、ドラッグキメキメ集団を成敗しにきたのかと思いきや、お金を奪って逃走するという一番のクズだった。
彼らもゾンビにやられて仲間がどんどん死に、残った二人が教師と娘とその友達が潜んでいた部屋に潜り込む。
武装男二人はまるで暴君のように彼らを縛り言いなりにさせるわけ。
この部屋での展開、すっごく嫌い。
まず教師に想いを寄せる娘の友達イーイー。
彼女が教師パパに渡した愛の手紙を友達の前で読み上げるクソ男とか、見せつけのように襲いかかるとことか女として観てて嫌悪感最高潮。
教師パパが反撃して一掃するんだけど、娘のナナがゾンビになっちゃったもんでイーイーも友達も殺しちゃうっていう狂った展開もナンダカナーー∈(´Д`)∋アァー。
武装集団の一人だったアンディという硬派男子が一人別行動してて生き残ってたんだけど、美女を助け、ある老人の部屋にかくまってもらうというシーンが一番好き。
かくまう前に老人と奥さんがゾンビに襲われるシーンがあるんだけど、奥さんがゾンビに向かって「魔除けになるてテレビで言ってたもん!」と塩まくシーンや「襲うなら旦那を襲ってー!!」と逃げるシーンはマジで笑った。
老人だけが生き残るんだけど、この老人ただものじゃなかった。
兵士時代に使っていたという防具服があるとことでそれを見せられたアンディたちが唖然とするんだけど、その唖然具合も納得。
なぜなら足に巨大マシーンを付けてゾンビ共を踏み潰していくんだもの。
見たことねーよそんな防具服。
でも足が悪かった老人がマシーンによって蘇ったように戦うシーンは小気味よかったよ(*`▼´*)pグッ。
そんなこんなで生き残ったアンディと美女。
なぜか時は1年後に飛び(はいココからトンデモ展開)、無政府状態となった台湾ではある独裁者がいた。(?)
それはあの教師パパ。(??)
ゾンビ化した娘のナナを人間と同じように扱いながら、生き残った人間を奴隷として仕えさせていたのだ!!(?)
人間とゾンビをファイトさせる謎の闘技場があり。その中にあのアンディと美女の姿が。
いやー、こっからもう説明する気も失せるくらいグダグダ展開。
ナナはパパが与える餌を おとなしく食べたり、薄くなりまくった自分の髪の毛を普通の女の子みたいにさわさわしたり、、、ゾンビとは程遠い行動から”順従にパパの言うことを聞く新種ゾンビ”かと思いきや、
終盤に突然パパを襲い喰う。
アンディはファイト中に逃げ出し、美女を檻から助けてあげるんだけど、その檻も鍵かかってないし看守もいないしいつでも逃げれるやんけ状態。
ラストはアンディが噛まれた傷の為に美女だけ逃し自らはゾンビとなって彷徨うという、別に闘技場いらんかったくない?展開で終わります。
この最後アンディがゾンビとなって外を彷徨う後ろ姿に少し切なくなった自分を許しがたい。という心をかき乱す映画でもありました。
前半のグロ表現は徹底してて、評価しても良い点なんだけど、ゾンビの存在よりグロを強調してる点が私には合わなかったっす。
オムニバス的に話を盛り込んでいる点は面白みがあると思いますし、グロが全然平気という方は観てみても面白いかも。
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