概要・あらすじ・キャスト
概要
「ホステル」のイーライ・ロス製作、「クワイエット・プレイス」の脚本家コンビ、スコット・ベックとブライアン・ウッズの監督、脚本による、お化け屋敷を舞台にしたアトラクションホラー。（映画.comより）
あらすじ
ハーパーはルームメイトとパーティで知り合った大学生たちとともに郊外にあるお化け屋敷に向かう。廃墟のような屋敷、彼らを迎え入れる不気味なピエロに期待をふくらませ、ハーパーたちは屋敷の中へと進んでいく。そして、さまざまな仕掛けが施された部屋を進んでいく彼らの前に、仮面をつけた少女が現れ「見てないで、助けて！」と叫び声をあげる。少女の必死の様子と、お化け屋敷のただならぬ空気に困惑していくハーパーたち。やがて、その屋敷が単なるお化け屋敷でないことに気づく。そこは、殺人鬼が殺しのために作った場所だった。（映画.comより）
キャスト
監督： スコット・ベック
制作：イーライ・ロス
出演：ケイティ・スティーヴンス
ウィル・ブリテン
ローリン・マクレイン
感想
ハロウィンの夜、友達とノリで入ったお化け屋敷がガチの殺人鬼が潜んでいた・・・
大好物なワンシチュエーションスリラー、尚且つイーライ・ロス製作とあれば間違いなしの一作！
あらゆる手を使って脅かしてくるギミックや人体破壊描写にカ・イ・カ・ン♡
ホラー好きなら観るべし。
まず驚いたのが、劇中の会話から町のそこら辺にお化け屋敷が点在しているという様子が伺えるんですが、アメリカなら当たり前なのかしら？
ハロウィンイベント時だけなのかわからないけれど、監督曰く「地元のお化け屋敷に入り浸っていた」というから、当たり前に存在しているのかもしれない。
だとしたら、本当にこんな殺人鬼が潜んでいてもおかしくないような・・・リアリティが増してきますね。
ピエロや悪魔のようなマスクを被って襲いくる「脅かし役」はその姿だけで十分恐ろしんだけど、マスクを取った姿によりゾッとすること間違いなし。
なぜそのお化け屋敷が存在しているのかの詳しい説明はないけれど、彼らならやりかねないなと説得力ある風貌に仕上がっています。
彼らに襲われることになる女子大生たちもバックグランドの描写はないものの、それぞれのグループ内での立ち位置が伝わってくる人選で、パーティナイトははしゃぎながらも普段はいい子達であろう人間味に溢れたキャラクターがよりリアルさを増している。
特に主人公であるハーパーはDV彼氏から逃れられない陰なキャラで、横暴な父親へのトラウマを抱えているからこそ断ち切れない弱い精神が見え隠れする描写があるのですが、そこはあっさりと描きつつもラストのオチに繋がっていく伏線になるのがお見事！
次々犠牲になる友人たちへの悲痛さとハーパーが覚醒するオチとの落差でアハー！となること間違いなし。
グロ耐性ある方、むしろグロ大好き！っていう人は大満足できる一作です。ぜひ。
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ホーンテッドと言えばこれよね。
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