映画『アンフレンデッド/ダークウェブ』(2018)レビューとイラスト※ネタバレなし

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映画『アンフレンデッド/ダークウェブ』概要・あらすじ

概要

全編がパソコンの画面上で展開する異色のホラー作品として話題となった「アンフレンデッド」の続編。「パラノーマル・アクティビティ」など数々のホラー/スリラー作品をヒットさせてきたジェイソン・ブラムと、同じくPC上で物語が展開する「search サーチ」も手がけたティムール・ベクマンベトフが、前作から続いてプロデュース。「呪怨」のハリウッドリメイク版「THE JUON 呪怨」のスティーブン・サスコ監督がメガホンをとった。(映画.comより)

あらすじ

手に入れた中古のパソコンでソーシャルメディアにアクセスしたマタイアスは、そこに表示された以前の所有者と思われる「Norah」というアカウント名を、自分のアカウントに書き換えて使い始める。すると、PC内に、監禁された女性を映した動画など、おぞましいファイルの数々が保存されている隠しフォルダ発見。その時、見知らぬアカウントから「俺のPCを返せ。さもないとお前たちは死ぬ」というメッセージが届き……。(映画.comより)

映画『アンフレンデッド/ダークウェブ』

「search/サーチ」の製作陣とジェイソン・ブラム手がける、全編PC画面だけで物語が進行する第1作目『アンフレンデッド』の続編。
続編と言っても、ホラー色全開だった前作とは違い、今作はサウペンス要素のみのヒトこわな内容になっています。

正直、海外ホラー特有のゴーストの物理的パワー強めで、友達がどんどん裏切りを見せる前作の内容にはがっかりだったんですが、
サスペンス調の今作は脚本が練られていて、二転三転する展開にハラハラどきどき。

副題にもなっている「ダークウェブ」(これがすでにネタバレではあるけど)が肝なのですが、
オカルト好きな私は最近耳にすることが多いネタだったので、
実際に無関係な人が見世物にされることがあるのかと想像してよりゾッとしました。

ちなみにダークウェブとは私たちのような善良市民は立ち入ることができないインターネットの深い深い闇の世界で、
人身売買や銃器販売など、違法な取引がなされているとか。
ヒットマンも雇えるって聞いたけど、ほんまかいな。

自分勝手な行いからこのダークウェブに足を突っ込むことになってしまった今作の主人公と彼女、友人たち。
正直全部主人公が悪いから全くもって同情はできないんだけど、
レズビアンで家族関係で悩みを抱えるセレナとナリだけはなんとしても生きてて欲しかったなぁ。

みなさんも人のものを盗むような友人とは距離を置きましょう。
そして興味本位でダークウェブを閲覧しようとしないでね。

アサミヤカオリ

イラストレーター/造形作家/映画コラムニスト/漫画家

1983年生まれ。大阪出身。
2018年より徳島に拠点に移して活動中。

AWAP『映画コラム』/ BRUTUS『赤恥研究所』連載中
B級映画/ラジオ/観葉植物好き。最近は22時就寝5時起きで制作がんばってます。メキシコ行きたい。

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