映画『KATE』概要・あらすじ
概要
『ケイト』は、セドリック・ニコラス=トロイアン監督、Umair Aleem脚本のアメリカのアクションスリラー映画。出演はメアリー・エリザベス・ウィンステッド、ウディ・ハレルソン、ミキール・ハースマン、浅野忠信。
2021年9月10日にNetflixにより配信された。(Wikipediaより)
あらすじ
毒を盛られて余命24時間を宣告された女性暗殺者が、東京の街で捜索活動を行い、過去の標的の娘と親交を深めていくことになる。(Wikipediaより)
映画『KATE』感想
毒を盛られた余命24時間の女殺し屋がYAKUZAな世界で血の雨を降らせていく中で組長の姪と交流を深める・・・
という、昔ヤクザモノのOV作品を観漁ってた自分にとってはヨダレものの内容!
ただ、日本が舞台のハリウッド作品ということで期待はしてなかったんですよね。
『ウルヴァリン: SAMURAI』であったりとか、日本が舞台となる海外作品って多々ありますが、明らかにイメージの中でしか日本を捉えてないんだろうなぁと思うような描写ばかり。
そういうのを見ると冷めちゃうんですよねー、どうしても。
ただ、『ブレードランナー』のような近未来的ジャパンは全面電光掲示板ビル群と薄汚れた雑多な下層というギャップがリアルな日本都市を表していてい好きなんですよねー。
最近ハマってる海外ドラマ『オルタード・カーボン』はまさしくそれで、超SFな難解設定と近未来な雑多な街並みがうまく融合していて、ただ街並み見てるだけで満足しちゃいます。
そんなこんなで肝心の今作はというと、超絶満足な世界観でした!
舞台としては現代なんですが、ネオンやプロジェクションマッピングはちょっと過剰ではありながら「バニラカー」や痛車などリアルに目にするアイテムが多々散りばめられていて虚構とリアルの融合した素晴らしい舞台設定でしたね。
特に痛車が狭い日本の道路をカーチェイスするシーンはど迫力。
明らかにCG丸出しだったけど、それも近未来観あって良い!
日本版の『GTA』出して欲しいなぁと思いつつも道が狭くて無理よなぁとか思ってましたが、できるじゃん!出してよ!
東京だけじゃなく(出身地の)大阪、道頓堀なんか走らせちゃってよ!轢かせちゃってよ!
・・・と脱線しましたが、テンアゲな序盤からノンストップのアクションも見ものだし、日本語辿々しいアニちゃんはかわいいし、浅野忠信も國村隼もウディ・ハレルソンもイケオジで最高!
何より『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』でも暗殺者を演じていたメアリー・エリザベス・ウィンステッドの影ある演技がカッコ良い!
シャーリーズ・セロン姐さんに次ぐ、寡黙な暗殺者を演じたらピカイチな女優さんじゃないでしょうかね。
正直世間の評価はそこまで高くないですが、独創的な日本描写はぜひ見ていただきたい。
シビれるよ!
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