クズな男はぶっ殺しましょう! 映画『オール・チアリーダーズ・ダイ』レビューとイラスト ※ネタバレあり

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『オール・チアリーダーズ・ダイ』映画オリジナル予告編

『オール・チアリーダーズ・ダイ』概要・あらすじ

概要

トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門ほか、世界中の映画祭を席巻!
園子温監督『地獄でなぜ悪い』が観客賞を受賞し話題となったトロント国際映画祭。同じ年、同じ部門に本作も出品され、同映画祭では
惜しくも涙を飲む結果となったが、フランスで行われたサマン・ファンタスティック映画祭では見事、最優秀ホラー映画賞を受賞!
そのほかロンドン映画祭、パリファンタスティック映画祭ほか世界中の映画祭に招待され、好評を博した! (Amazonより)

あらすじ

みんなの憧れNO.1チアリーダーのアレクシスが練習中の事故で死亡した。
彼女の恋人だったアメフト部次期キャプテンのテリーは、事故後すぐに同じチア部のトレーシーと付き合い始める。
そのことを不審に思ったアレクシスの友人マディは、意を決してチア部に潜入。事の真相を暴くべく動き始める。
しかし、マディが徐々にチームの信頼を勝ち取りつつあったある日、ふとしたキッカケからアメフト部とチア部との間に揉め事が起こり、
チアリーダーズが全員死亡する大惨事へと発展してしまう。
と思ったら、マディに思いを寄せる自称魔女のゴスっ娘リーナの黒魔術によって、息を吹き返すチアリーダーズ!
更にその身体には、不思議な力まで宿っており・・・。
こうして不死身の美少女チアリーダーズVSアメフト部の最低男たち、その激しい戦いの幕が今切って落とされた!(Amazonより)

『オール・チアリーダーズ・ダイ』感想

70点


 

こんちゃ!アサミヤです。 

今回、久しぶりに超B級をご紹介できるので、ワクワクしております。

その名も『オール・チアリーダーズ・ダイ』

 

タイトル通り、チアリーダーがみんな死にます、はい。
”ダイ”って付くからにはゾンビになって蘇るんだろ?とお思いでしょう。

その通りでもあるし、そうでもない。
意外と複雑というか、めちゃめちゃな展開です、B級の中でも。

ゾンビ映画という括りにして良いのかも疑問です。

ただ、個人的にはこのハチャメチャな展開の映画はめちゃ好き。

『CABIN』とかね。

言っときますけど、『CABIN』ほど製作陣は中身を練って練って作ってはないのがわかるので、期待はしないでね。

ただ、好きな事やってます感が私的には好きなだけので。

 

軽いあらすじを言いますと、友人のアレクシスがチアリーディングの練習中に事故死したことをきっかけに主人公のマディはある目論みの為に自身もチア部に入部する。
その目論見とは、黒魔術を使ってアレクシスを蘇らせ、アレクシスを弄んだアメフト男子に復讐することだった!

・・・っていう展開かなって思ってたんです、私。

実際違った。

アレクシスは全く蘇りません。
ただただマディがチア部に入るきっかけになっただけ。
頭から落ちて死ぬという無残な死に方をしたのに。御愁傷様です。

実際にマディがチア部に入ったきっかけは、アレクシスが付き合っていたアメフト部のテリーへの復讐だったのです。

テリーはアレクシスが亡くなった後、すぐに新たなチア部のリーダー、トレイシーと付き合っちゃうので、それで恨んでんのかなって思ったら、
後々判明するんですが、マディはテリーにレ◯プされていたのです。
なんだ、アレクシスへの復讐じゃないのか・・・・ってか最低な男だなテリー!

最初は大人しくてクールな男かと思ったら、どんどんクズっぷり発揮するから逆に気持ち良いくらいだよ!

はっきし言いますけど、この映画の見所はテリーのクズ男っぷりにあります!

前回ご紹介した『オリエント急行殺人事件』のジョニー・デップ演じるラチェットも登場からさすがのクズな様相をしておりましたが、
今回のテリーのクズっぷりは時間を追うごとに増していくというか、終盤で爆発するので、演じたトム・ウィリアムソンのクールな男からの狂気じみた男への見事な変化は賞賛に値する。

 

さぁ、クズに思う存分復讐するが良い!行け!マディ!!

ってなってたんですけどね。ぜんっぜん復讐する気配なし。

テリーの新たなる恋人トレイシーと仲良くなって何か復讐を企てているのかと思いきや、ぜかトレイシーとレズり出すマディ。

あれ?あれあれ?

そういえば冒頭に明らかに悪魔を信仰しているよね風貌の女子リーナがマディに何か詰め寄ってたから、ただの友達同士の喧嘩かなと思ってたんだけど、
マディとリーナはそういう関係だったのかい?喧嘩別れでもしたのかい?

そこらへん一切説明ないんだけど(もしくは途中私の意識が飛んでて見落としたか)、たぶんマディはそっち系のお人なのね。

トレイシーもトレイシーで、今まで屈強アメフトキャプテンテリーという恋人がいたのに、マディからトレイシーが浮気していると聞き(たぶんマディの嘘)、荒れくれた末にマディとレズるとは・・・
同じ女子としても感性が全く同調しない展開です。

 

その展開から結構急転直下に話しが変な方向に進んでいきます。

マディとトレイシーのレズりを知ったテリーはブチ切れてトレイシーを一発殴り(良いクズっぷり!)、車でマディたちチア部軍団を追い回すアメフト軍団!
そしてチア部軍団を乗せた車が崖から落ち、みんな死亡。
それを一切助けず、さっさと逃げるクズ中のクズ、アメフト軍団。

偶然後を追っていたリーナはチア部全員を車から助け出すも、皆血だらけで息はもちろんしていない。

元カノの死を嘆き悲しむリーナの体から、彼女がいつも持ち歩いている黒魔術用の石がぽろぽろ落ちて・・・・
チア部みんなの血がそれに触れた途端、月の光ピカーン!石ブルブルー!コロコロコロコロー!チア部それぞれの体に石ガチーーーーン!

なんとそれぞれの傷口に石が入ってったと思ったら蘇った!

なぜかリーナの体にも石がメリメリめり込んで、気づいたらリーナの部屋で平和に朝を迎えます。

 

大丈夫です?ついてきてます?

石がね、緑色に光って黒魔術によって全員死亡のチアリーダーたちが蘇ったんですよ。

どんな見た目でかっつうたら、めっちゃ普通。ただのきれいな姉ちゃん。

たまに石がピカーンって光って体から緑の光線出すくらいかな。

新種のゾンビかなって思ったら、彼女たちは肉じゃなくて血を喰らうので、どっちかって言うと吸血鬼なのね。

取り敢えず彼女たちは新学期始まるからって普通に学校行くんだけど、別に自分たちを皆殺しにしたアメフト軍団に復讐するっていう程でもないし、ただ新学期だし学校来ました感がすごくてちょっとモヤ。

ただ一人マディがテリーに「殺してやる」って息巻くんだけど、もともとこうなったのもマディがトレイシーとレズるからだし、どう復讐するのかも一切見えないし、無計画すぎてイライラしたポイントでもありました。

唯一かわいさだけが救い。

 

そっから無計画的にアメフト軍団を殺していくことになるんだけど、なぜか一人が誰かの血を吸ったりS◯Xしたら石埋め込まれてる全員がシンクロしてアンアンするっていう謎のシナリオ。

石による結託じゃなくて、ゾンビになったことでアメフト部に復讐するんだという明確なチームワークが見たかったのに。

そもそもその石なんなんだよ。

 

もはや考える暇もないくらいどんどん人死んでいきます。

テリーは石の存在を知ってチア部それぞれの石をナイフでごそりと取り出してはそれを飲み込むという狂った行動を取るので、もはやこいつ初めから狂ってたんだなって思いました。

そうでも思わないと、他人様の体内に入り込んでいた石を飲み込む行為の異常性が納得できないもの。

『トマホーク ガンマンvs食人族』で食人族の喉に埋まってた笛みたいなんを取り出して吹くパトリック・ウィルソンの姿にすら吐き気しましたけど、それは食人族のアジトに潜り込むために必要だった行為なわけで、
今回の石を飲み込む事件での必要性は全く見えませんから。

そんな狂い咲きのテリーと生き残ったマディとリーナの戦いがクライマックスなんだけど、
リーナの黒魔術により石が夜空にくるくるキラめいてテリーに埋め込まれた石がゴフォーーーッと取れて事切れるという謎の終幕。

一切理解はできませんが、色とりどりの石が夜空でキラめくシーンはとってもチープで好きです。

 

これ、続編あるらしいです。

いるか?

個人的にはB級の中でも映像にも音楽にもこだわってる感あるし飽きない展開の速さで好きな部類なんだけど、
正直マディにもテリーにも魅力は一切感じないので同じキャラで続編いくならしんどいんじゃない?って思います。

血は出るけど、グロいシーン一切ないし、エロもお◯ぱいが一瞬映るだけで全く感じないし、もう少しB級要素を強くした方がいいんじゃなかなと思います。はい。

 

ですけど、一応私は好きです、この映画。

もし皆さんもチアリーダーとアメフト部の行き当たりばったりな殺し合いが見たかったら、胸張っておすすめします。

でも鑑賞した分の時間は戻らないから覚悟してね♪

『オール・チアリーダーズ・ダイ』がお好みの方はこちらもおすすめ♪

★女子が結託する素敵なストーリーといえばこれ♪ゾンビ一切関係なし♪

 

 

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