アダム・ドライバーの成熟が素晴らしい! 映画『スターウォーズ 最後のジェダイ』 ※ネタバレあり

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『スターウォーズ 最後のジェダイ』概要・あらすじ

概要

「スター・ウォーズ」の10年ぶりの新作として大ヒットを記録した「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に続くシリーズ作品で、伝説のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーを探し当てた主人公レイがたどる、新たな物語が描かれる。前作で「スター・ウォーズ」の新たな主人公レイに大抜てきされ一躍注目を集めたデイジー・リドリーのほか、ストームトルーパーの脱走兵フィンを演じるジョン・ボイエガ、ダースベイダーを受け継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバー、そしてルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、2016年12月に急逝したレイア・オーガナ役のキャリー・フィッシャーらおなじみのキャストが出演。監督・脚本は「BRICK ブリック」「LOOPER ルーパー」などで頭角を現したライアン・ジョンソンが担当した。(映画.comより)

あらすじ

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でついに登場した伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー。
彼の出現は銀河に何をもたらすのか?眠っていたフォースが覚醒したレイは彼のもとで修行を重ね、やがてダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レンとの決戦に挑んでいく。
二人は“光”と“闇”のせめぎ合いの中で揺れ動き、互いに苦悩する。そんな中、銀河を二分する戦闘はますます激化。銀河の支配をもくろむ組織ファースト・オーダーを率いるのはスノーク。それに立ち向かう同盟軍レジスタンスを指揮するのはレイア・オーガナ。激戦の末、しだいに窮地に追い詰められていくレジスタンス。そこで彼らが目にしたものとはいったい…?それぞれの運命に立ち向かいながら、銀河を舞台にした壮絶なバトルがいよいよ始まる!
そして、ジェダイは受け継がれるのか…! ?(Amazonより)

『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』感想

75点

こんちゃ!アサミヤです。

全世界が待ちわびた『スターウォーズ 最後のジェダイ』を観てきました!!

 

 

早速ですけどね・・・・はっきり言いますよ。

 

 

 

・・・・・・・・冗長だったな!

 

いやぁ、長かった。

実際の上映時間2時間半なんだけどね、それ以上に感じちゃった。

後半お尻モゾモゾタイムが頻発してちょっと別のこと考えちゃったりして集中力ぷっつんしてましたよ、私。

 

これまた一つ追加でこの場をお借りして言いたいんだけどね・・・・

にわかです!

世にいるスターウォーズファンのようにコスプレするわけでも、スターウォーズについて熱く語るわけでもないし、
好きなのは前作の『フォースの覚醒』だし、カイロ・レンが好きなだけのミーハーだし。

だからこんなにわかどころでもない私が冗長なんで言うのもなんだけど、
それは決して退屈って意味じゃないのよ!

カタルシスポイントを盛り込みすぎてて、観てて疲れるってこと。

例えば好きなアーティストのライブに行ってめちゃめちゃ感動してもさ、途中で集中途切れてちょっと飽きてきたり、‘帰って風呂入んのめんどくせー’とか考えたりするやん?

それと一緒ですがな。
面白くないっていうより、疲弊したってのが正直な感想ですね。

だから決しておすすめじゃないってわけでもないし、正真正銘のファンは観といた方がいいと思うんですよね(もちろんファンじゃない方もおすすめだけど)!

 

こっからネタバレありで書くんで、まだ観てない人は鑑賞後に読んでね!!

 

何が一番良かったかっていうと、やっぱりカイロ・レン。

まだまだ幼さだけが目立った彼は父であるハン・ソロを殺すという衝撃のラストで前作の幕をとじるわけですが、
今作でも弱さがちらほら・・・どころか結構厄介な人物になっております。

レイたちレジスタンスを追い込むも、ルークをただ殺したいという自分の欲望だけで突っ走って同僚のハックス将軍に呆れられたり、
結局レジスタンスを逃してしまって地団駄踏んでたり(憎めない)。

超絶わがままボーイなんだけど、なんでそこまでルークを追い求めるかっていうとちゃんとした理由があって、それが今回明かされるわけですね。

 

それはレンがルークの元で修行していた時代。

どんどん大きくなるレンの闇の力を恐れたルークが、自らライトセーバーを手に取りレンを殺めようとするわけですよ。

お師匠の裏切りに心を痛めたレンはさぞかし辛かったでしょう。

そして寺院を壊し、修行仲間も殺戮し、闇に落ちると決心したわけですな。

それでもまだ完全に闇に落ちきれないレンは父を殺して完全なるダークサイドに足を突っ込んだかと思いきや、
最高指導者であるスノークに動揺し続ける弱さを見抜かれちゃうっていうところもまた憎めない。

レイに救いの手を述べられて葛藤する表情や、母であるレイアの存在に涙を浮かべる繊細な表情。

あぁ、やはり彼は完全なる悪ではないのか・・・・

と思いきや。

 

レイを助け、共にスノークを倒すという超カタルシスな展開の後、
彼は衝撃の言葉を口にする。

「俺と手を組まないか」

なんと彼自身が最高指導者になることを目論んでおったのです。

そっから彼は加速的にダークサイドに落ち始めるのですよ。

もうこうなっちゃ手がつけられない。

ルークもレイアもちょっと諦めムード。

 

このダークサイドに足を突っ込んでからのレンと、まだ幼さのあったレンをアダム・ドライバーが見事に演じ分けてるのですよ。

若気のいたりからくる危うさと、完全にキレたときの危うさの演じ分けが本当にお見事。

 

前作の『フォースの覚醒』のときは「顔の長い兄ちゃんやなぁ」くらいにしか思ってなかったけど、
『パターソン』での寡黙な人間に宿る日常風景への温かな眼差しや、妻との不思な距離感で生まれるユーモラスな空気感・・・・監督の手腕もさることながら、彼にしかできないだろう絶妙な演技に良い役者さんだなと思ったんですよね。

今回のカイロ・レンの演技でどんどん役者として成長してるんだな、この人はと確信しました。

 

やはりヒールが魅力的じゃないと物語は面白くないしね。

 

他にも前作から登場のフィンやポー、新キャラの整備士のローズなど個性的で魅力的なキャラは健在。

なんだけど・・・

正直キャラ自体は魅力的なんだけど、それをうまく活かしきれてない感はありましたよ。

特にフィンとローズが、敵であるファーストオーダーの船に乗り込む為に必要なシールド破りを探しに行く下り。

カント・バイトという惑星にたどり着くも、結局目当てのシールド破りは現れず、代わりに出会ったのがDJという怪しげな男。

このDJを演じてるのが『ユージュアル・サスペクツ』でも印象的な存在感を発揮していたベニチオ・デルトロ。

彼が出てきた瞬間に鳥肌たつくらい「キターーーー」感がすごい。

「欲しいものは手段を選ばず手に入れる」という汚い男なんだけど、ベニチオ・デルトロが演じてるだけあってきっと良い味方になるんやろ??
という期待満載だったんだけど、結局彼は最後にフィンたちをファーストオーダーに売って手柄を得る卑怯な奴だったていうがっかりなオチ。

そしてフィンたちが必死でファーストーダーのコードを解除することでレジスタンスの船を助けようとしていたのに、それすら無意味になっちゃうっていう、なんとも情けなくて見せ場のないこと。

ポーもフィンも自分の正義感だけで突っ走って周りに迷惑をかけてるし、
前作で惚れ惚れしたキャラを今作で台無しにしているような気もしました。

 

そして一番の疲れた原因は、カタルシスなポイントが随所に詰め込まれてること。

例えばカイロ・レンがスタークスを裏切りレイを助けるところや、ルークがレイアと久しぶりの再会を果たすところ。

クライマックス級のカタルシスが訪れすぎて、嬉しい悲鳴ですよ。

ファンにとったら嬉しいんだろうけど、ちょっと欲張りじゃない?って思っちゃった。

普通の映画としてはもうちょっと絞り込んで作っても良かったのかなと思ったけど、
ファン向けのサービスとしては高得点なのかも。

 

 

否定的な意見が多くなっちゃったけど、十分楽しめるポイントもたくさんあったので、
いつも通り見所ポイントご紹介します!

『スターウォーズ 最後のジェダイ』見所はここ!

カイロ・レンとレイの謎の交信!?

今回面白かったのが、レンとレイが離れた場所でも交信によって会話をしているシーン。

二人は同じ画面に収まることなくクロスカッティングによって交信している様が描かれていて、それがなんだか懐かしい演出で個人的に好きでした。

何度もその交信のシーンが挿入されるんだけど、最後二人の心の距離も縮まったとき、ついに同じ画面に二人が収まる瞬間めちゃめちゃ感動しましたよ。

レンとレイの指がE.T的触れ合いをするシーンは名シーンです。

ポーグ!ポーグ!ポーグ欲しい!

今回初登場のポーグ。

ルークが隠遁していた惑星オクトーに住む鳥類なんだけど、目がくりっくりでかわいさとキモさの絶妙なバランスを保った生き物なのです。

前作ではBBエイトが表情のない中でも一生懸命にポーやフィンのために動き回る姿がめっちゃかわいかったんだけど、
ポーグはもろかわいげな表情作って迫ってくんだな。

それが作り手のいやらしさ(商売っ気)も感じちゃったりするんだけど、
純粋にかわいいわ。

劇場で観る前はヨドバシのおもちゃコーナーにいるポーグを見ても「なんだこのキモ生物は」って思ってたのに、
今や欲しいもの、ポーグぬいぐるみ。

まんまとスターウォーズ商品部の策略に乗っかってるけど、それで良いんだよ。

劇場で動くポーグ見てみてよ。

レイの乗るミレニアム・ファルコンに住み着いて巣を作っちゃったり、
チューバッカがポーグの肉を食べようとする目の前で「食べんなー!」ってじたばたする姿見たらイチコロだから。

レイア姫の最後の姿

『スターウォーズ 最後のジェダイ』で一番目に焼き付けておかなくてはならない人、それがレイア姫役のキャリー・フィッシャー。

2016年12月27日、今作を撮影後に亡くなられました。

彼女の姿を観るのもこれで最後かと思うと切ない気持ちになるのと同時に、最後まで美しい姫だったなと感銘を受けました。

若い頃のツンとした雰囲気も可憐でしたが、年をとったレイアの方が聡明さが増して個人的には好きでした。

今頃ジェダイと共に天国で笑顔で『スターウォーズ 最後のジェダイ』を見守っていることでしょう。

 

ぜひ彼女の最後の姿を劇場で見て欲しいなと、一映画ファンとして思います。


 

最後に余談ですが、『スターウォーズ 最後のジェダイ』を鑑賞後、エレベーターに乗っていたときのこと。

レストランフロアの階から酔っ払いの集団が乗り込んできまして。

周りの人も気にせず大声で話すわ酔いすぎて座り込むわの傍若無人。

私の光に導かれていた心は一気にダークサイドに落ちましたよ。

キラキラと輝いていた私の目に差し込んだ闇はとっても深かったと思います、はい。

人ってこんなに簡単に暗黒面に落ちるんだと、実感しました。

皆様もいつ何時闇の誘惑に手を導かれるわかりませんからね、気をつけてね。

 

はい、以上。

 


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