ヘルレイザー様の素顔!映画『ヘルレイザー2』(1988)レビューとイラスト

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概要・あらすじ・キャスト

概要

イギリスのホラー作家クライブ・バーカーの小説「ヘルバウンド・ハート」を映画化した1987年製作のホラー映画「ヘル・レイザー」の続編。前作の主人公カースティに再び降りかかる惨劇を、さらに幻想的で神秘性を増した映像で描き出す。
キャストにはカースティ役のアシュレイ・ローレンス、ジュリア役のクレア・ヒギンズ、魔道士ピンヘッド役のダグ・ブラッドレイら前作のメンバーが集結。前作では原作者バーカーが自らメガホンをとったが、本作ではトニー・ランデルが監督を務めた。(映画.comより)

あらすじ

恐ろしい魔道士たちに狙われながらもどうにか逃げ延びたカースティは、精神病院に入院していた。一方、以前からパズルボックスを研究していた病院の院長チャナードは事件現場のマットレスを手に入れ、病院の患者を犠牲にしてジュリアを復活させることに成功。さらにチャナードは少女ティファニーを使い、魔道士たちが待ち受ける地獄の世界に足を踏み入れる。(映画.comより)

キャスト

監督: トニー・ランデル

出演:アシュレイ・ローレンス
   ケネス・クラナム
   クレア・ヒギンズ

感想

ピンヘッド再び・・・

前作を観てから一年ほど間隔が開いてしまったのだけど、ピンヘッドの存在だけ理解しときゃ大丈夫だろうという軽い気持ちで鑑賞した第2作目。

驚くほど前作と繋がっていて、なんなら主人公も同じだし前作で悪役だった継母ジュリアは生き返るしで予備知識なしに観るには辛い・・・

と思いきや、作中でしっかり前作のダイジェストを流してくれるから、正直全くヘルレイザーシリーズを観たことがない人でも理解できる親切設計だった。

今作の見どころはなんと言っても魔導士ピンヘッドの過去がちらちらみえるとこ。

ピンヘッドの素顔まで拝めちゃうんだから、ピンヘッドファンは見逃せない。

そして地獄に落ちる精神科医チャナードとピンヘッド軍団による戦いシーンやジュリアの復活シーン、皮膚が未完成状態で着る真っ白なスーツ姿の赤と白の強烈なコントラスト・・・

などなど見どころ満載で、前作を凌ぐ面白さ・・・って前作覚えてないんだけど。

なんと次作に当たる『ヘルレイザー3』ではピンヘッド様の過去がより明らかになるらしいから、近々鑑賞予定です。

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アサミヤカオリ

イラストレーター/造形作家/映画コラムニスト/漫画家

大阪出身。
2018年より徳島に拠点に移して活動中。

AWAP『映画コラム』/ BRUTUS『赤恥研究所』連載中
B級映画/ラジオ/観葉植物好き。最近は20時半就寝4時起きで制作がんばってます。メキシコ行きたい。

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